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苦しむレアル・マドリー、大幅スタメン入れ替えも2連敗…無得点記録はかろうじてストップ

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レアル・マドリーにとって4試合ぶりの得点を挙げたDFマルセロ

[10.20 リーガ・エスパニョーラ第9節 R・マドリー1-2レバンテ]

 リーガ・エスパニョーラは20日、第9節を各地で行い、レアル・マドリーはホームでレバンテと対戦した。DFマルセロのゴールで公式戦では5試合ぶりの得点を記録したが、前半の2失点を取り返せずに1-2で敗戦。4試合勝ちなし(1分3敗)の苦境に陥ったまま、次節バルセロナとのエル・クラシコに臨む。

 ジュレン・ロペテギ新監督の下、苦しい戦いが続いているR・マドリーはインターナショナル・マッチ・ウィーク前の前節アラベス戦(●0-1)から先発5人を変更。マルセロ、MFマルコ・アセンシオ、MFイスコ、FWマリアーノ・ディアス、FWルーカス・バスケスが新たに名を連ねた。

 この日も立ち上がりに苦しんだR・マドリー。前半7分、レバンテはDFセルヒオ・ポスティゴの縦パスにFWホセ・ルイス・モラレスがPA内に抜け出すと、GKティボー・クルトワとDFラファエル・バランがお見合い。ギャップを突いたモラレスが右へと持ち出し、無人のゴールに流し込んだ。

 1点リードのレバンテはさらに前半11分、DFトーニョ・ガルシアのパスを受けたMFロヘル・マルティがPA際でバランのファウルを受けると、ビデオ・アシスタント・レフェリーの介入によりPK判定に。これを同13分、マルティが落ち着いて右に蹴り込み、早くも2点差がついた。

 R・マドリーは前半17分、MFイスコの右CKにMFカゼミーロが合わせ、クロスバーに当たったボールをアセンシオが押し込んだがオフサイド。そのまま前半の45分間では得点を奪うことができず、第5節エスパニョール(○1-0)戦の後半から公式戦5試合分にわたってゴールから離れる形となった。

 後半に入ってもなかなかレバンテの守備ブロックを崩せないR・マドリーはベンチスタートのFWガレス・ベイル、FWカリム・ベンゼマを投入。すると後半27分、PA左脇でボールを受けたベンゼマのクロスにマルセロが合わせ、ようやく1点を返した。それでも反撃はここまで。今季初の2連敗を喫したR・マドリーは欧州CL圏外転落が決定的となった。
●リーガ・エスパニョーラ2018-19特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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