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今季初のミラノダービーはインテルが劇的勝利!エースFWイカルディが後半ATヘッド弾

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今季最初のミラノダービー

[10.21 セリエA第9節 インテル1-0ミラン]

 セリエAは21日に第9節を行い、インテルミランが対戦。今季初のミラノダービーは、インテルが1-0で勝利した。

 インテルは4-2-3-1の布陣で、GKサミール・ハンダノビッチ、DFシメ・ブルサリコ、DFステファン・デ・フライ、DFミラン・シュクリニアル、DFクワドゥオ・アサモアが守備を固める。中盤にはMFマルセロ・ブロゾビッチとMFマティアス・ベシーノが並び、トップ下にはMFラジャ・ナインゴランが、右サイドにFWマッテオ・ポリターノ、左にFWイバン・ペリシッチが起用。最前線にはFWマウロ・イカルディが配置された。

 ミランは4-3-3の布陣。守備陣はGKジャンルイジ・ドンナルンマ、DFダビデ・カラブリア、DFマテオ・ムサッキオ、DFアレッシオ・ロマニョーリ、DFリカルド・ロドリゲスが並ぶ。中盤のアンカーにMFルーカス・ビリアが置かれ、右インサイドハーフにMFフランク・ケシエ、左にMFジャコモ・ボナベントゥーラが起用され、最前線にMFスソ、FWゴンサロ・イグアイン、MFハカン・チャルハノールが配置された。

 インテルは公式戦6連勝、ミランは3連勝中。調子を上げている両者が今季最初のミラノダービーに挑んだ。最初に決定機を迎えたのはインテル。前半12分に左サイドからインスイングのクロスが飛ぶと、PA内のベシーノが頭でそらし、最後はイカルディが右足でゴールに押し込んだ。しかしベシーノが触れたことでイカルディにオフサイドの判定が下り、ノーゴールとなった。

 インテルはナインゴランを中心に凄まじいスピードでハイプレスを仕掛け、ミランに攻撃を組み立てさせない。しかし中盤で激しい攻守が繰り広げられる中、前半18分にそのナインゴランがビリアと交錯してしまい、同30分にはプレー続行不可能に。MFボルハ・バレロと無念の交代になった。

 インテルのプレスに苦戦するミランだが、前半42分にチャンスをつくる。右サイドのスソがインスイングの左足クロスを上げると、PA内のロマニョーリの背中に当たってボールはファーサイドへ。詰めたムサッキオがゴールに押し込むが、ロマニョーリの背中に当たったことでオフサイドの判定となり、インテルと同様の形でノーゴールとなった。

 0-0で前半を折り返した両者は、後半に入っても均衡を破ることはできない。インテルにボールを持たれる時間が長くなったミランは、後半28分に20歳のストライカーFWパトリック・クトローネをチャルハノールに代えて投入する。

 試合が動いたのは後半アディショナルタイム2分過ぎ。インテルはベシーノが右サイドからクロスを上げ、最後はエース・イカルディがヘディングシュートを叩き込んだ。試合はそのまま1-0で終了。誇りを懸けたダービーはインテルに軍配が上がった。

 インテルは24日にUEFAチャンピオンズリーグのグループリーグ第3節でバルセロナと、ミランは25日にヨーロッパリーグのグループリーグ第3節でベティスと対戦する。

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