beacon
TOP > NEWS > 記事詳細

[MOM565]早稲田大MF岡田優希(4年)_得点王へまっしぐら、町田内定「一番成長できるところ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

主将MF岡田優希は優勝&得点王を狙う

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.20 関東大学L1部第17節 早稲田大5-2国士舘大 江戸川陸]

 3年ぶりの優勝に向けひた走る早稲田大の主将は、得点ランキングでもトップを快走する。MF岡田優希(4年=川崎F U-18)はこの日も2ゴールを決めて、2位の4点差をつける通算14得点とした。

 1点目は前半20分、ゴール前左の位置でFKを獲得すると、MF相馬勇紀(4年=三菱養和SCユース)とのじゃんけんに勝ってキッカーに名乗りを上げると、「大学に入って初」という直接FKをねじ込んで先制点を記録。2点目は2-1とリードが広がった直後の前半35分、左サイドからドリブルで持ち込むと、エリア内に入ったところで左足を振り抜き、ゴール右隅に蹴り込んだ。

 後半19分には相馬がPKを獲得。岡田が蹴ればハットトリックのチャンスだったが、そのまま相馬に譲った。「一応、行きましたけど」と頭をかいた岡田だが、「それはしょうがない。言い出しにくかった。そこはキャプテンとして、譲りました」と明かした。

 初の得点王へまっしぐら。前節は川崎F U-18の後輩である筑波大MF三笘薫(3年)が1試合4得点を決めて猛追してきたが、今節の2ゴールで再び突き放した。夢は大きく26得点。「あと12ですね。5試合で12点だからハットトリックし続ければ行けるんで」。

 目先の目標としては、昨年、FW中野誠也(現磐田)が記録したリーグ最多の20得点を越えることだ。「5試合で7。最近思うのは、チームとしての役割をやり続けた結果で自分のところにボールが来る。そんなに点を取りたい取りたいというより、守備のところの仕事をやることが、次のゼルビアに向けては一番大事。そこはやり続けたい」。

 次のゼルビア。岡田は卒業後の進路をFC町田ゼルビアに決めた。正式オファーが届いたのは8月上旬。「ライセンスの問題とかいろいろあるけど、自分が一番成長できるところと考えました。町田が成長しようとしているところで、自分自身を表現して、貢献したいという思いでオファーを受けました」。

「(10月14日の)大分戦を観に行きましたが、ゴール前のクオリティの部分は、大学レベルに合わせてはいけないと痛感しました。自分の限界を超えて行くことを毎日意識するサイクルに入ったのかなと思います。自分自身はヨーロッパでやるという目標があるので」

 同僚の相馬は名古屋の特別指定選手として一足先に華々しいデビューを飾っている。岡田自身も早くJリーグで活躍したいという思いを持つが、入団内定が決まった時期、そして何より主将という立場から、まずは早稲田大での活躍を誓う。

「残り5試合になって、優勝を目指すというステージに入った。今日負けたら分からなかったけど、2個勝てば優勝するというステージまで上り詰めた。これまで一戦一戦やってきたものとは違う難しさが出てくると思う。でも今日でステージがあがったのは事実だと思う」

「僕が1年の時に優勝した時も毎節毎節強くなっていった。だからこのままでいいというマインドだけにはしたくない。次の東洋大との試合も難しくなると思うので、個人としてもチームとしても課題を設定して向き合っていきたいです」

(取材・文 児玉幸洋)
●第92回関東大学L特集

TOP