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「メッシがいた方が強いけど…」エースへのリスペクトを忘れないスアレス

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バルセロナFWルイス・スアレス

 ライバルを蹴散らした。28日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節でレアル・マドリーとの『クラシコ』を5-1で制したバルセロナ。勝利の立役者となったFWルイス・スアレスは、エース不在の中での大勝に「誇りを感じている」と胸を張った。

 20日に行われたリーガ第9節セビージャ戦(○4-2)で負傷交代したFWリオネル・メッシが右腕の骨折のため、約3週間の離脱を余儀なくされた。大黒柱が不在となったライバルとの一戦で、存在感を示したのがL・スアレスだった。

 1-0とリードして迎えた前半30分に自身が得たPKをきっちり沈めて追加点を奪取すると、後半30分にはMFセルジ・ロベルトの浮き球のパスに瞬時に反応して大きく首を振り、長い距離のヘディングシュートで自身2点目を記録。さらに同38分には高い位置でボールを奪ったS・ロベルトのスルーパスから完全に抜け出すと、距離を詰めたGKディボー・クルトワをあざ笑うかのようなチップキックでゴールを陥れ、ハットトリックを達成。チームも5-1の大勝を収めて首位をキープした。

 スペイン『マルカ』によると、L・スアレスは「僕らはレオ(メッシの愛称)がいた方が強いんだ。彼は世界最高の選手だからね」とメッシをリスペクトしつつ、「だけど、チームとしてここまでできたことに誇りを感じているし、彼がいなくても僕らが強いチームであることを証明できた」と喜びを表した。

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