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「ベンゲルのチームの守備みたいだ」アーセナルOBが絶好調の古巣に否定的見解

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連勝は止まったもののアーセナルの好調は続いている

 アーセナルがプレミアリーグの覇権を争うようになるのは、まだまだ時間が必要なのだろうか。クラブOBでありコメンテーターを務めるポール・マーソン氏が指摘している。『スカイスポーツ』が伝えた。

 22年間指揮を努めたアーセン・ベンゲル前監督が退任し、ウナイ・エメリ新監督のもとで2018-19シーズンのスタートを切ったアーセナル。開幕2試合は連敗したものの、それ以降公式戦11連勝を達成。先日のプレミアリーグ第10節、クリスタル・パレス戦(2-2)で連勝はストップしたが、リーグ戦では首位リバプールと勝ち点4差の4位につけている。

 評価の高まるエメリ・アーセナルだが、マーソン氏はトップ争いに加わるには不十分だと指摘している。

「アーセン・ベンゲルのチームの守備に見えるよ。そして、いつでも魅力的な攻撃をしているわけではない。今後いくつかのスモールクラブに敗れるだろうし、ビッグクラブに勝てるとは思わない」

「シーズンのスタートが良いとも思わない。確かに素晴らしい連勝を記録したが、守備の弱点が見つかってしまうだろう。守備陣が本当に変わったとは思えない」

 そして「トップ4フィニッシュは、少なくともチャンスはある」としつつ、エメリ監督が求める選手を補強する必要があるとしている。

「シーズン初めには誰しもがトップ4フィニッシュを予想していなかった。だが、今は少なくともチャンスは与えられており、可能性もある」

「エメリは良い監督であり、何回かの移籍市場が必要だ。彼の選手を連れてくるだろう。今はマンチェスター・シティからかけ離れているが、より競争力のあるチームになるはずだ」

 11月3日には、首位リバプールと激突するアーセナル。抜群の完成度を見せるチームを相手に、OBの指摘を覆すような勝利を手にすることができるだろうか。

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