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マンU、土壇場V弾で逆転勝ち…モウリーニョ「前半の守備は実にひどかった」

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「前半のプレッシャーのかけ方は、破壊的にひどかった」と語ったジョゼ・モウリーニョ監督

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、3日のプレミアリーグ第11節ボーンマス戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

 7日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のユベントス戦を控えているユナイテッドは、立ち上がりからボーンマスに押し込まれる展開が続くと、前半11分に右CKの流れから先制点を許してしまう。それでも35分にFWアントニー・マルシャルがチャンスをものにし、前半のうちに同点に追いついた。

 試合前にコーチ陣から「今シーズンでベストのウォームアップだった。選手たちは集中し、インテンシティも素晴らしかった」と報告を受けていたというモウリーニョ監督は、劣勢の前半を振り返り、「守備は実にひどかった。守備と言っても、それはDFだけを指すわけではない。チーム全員のことを言っている。前半のプレッシャーのかけ方は、破壊的にひどかった」と酷評した。

 だが、「前半よりひどくなることはない」と伝えて送り出した後半は、一転してユナイテッドペースで試合が進んだ。さらに交代で入ったFWマーカス・ラッシュフォードとMFアンデル・エレーラ、MFジェシー・リンガードが攻撃にアクセントをつけ、チャンスを量産した。そして、アディショナルタイム3分にMFポール・ポグバのクロスをラッシュフォードが右足で押し込み、2-1で逆転勝利を飾った。

 指揮官は「(後半は)真逆の展開になった。多くのチャンスを生み出し、高い位置でパスを回し、積極的に意図を持ってプレーした。数多くのチャンスを作れたので、92分より前にゴールを決めるに値するプレーだった。いずれにせよ、最後はゴールを決めて、重要な勝ち点を得られた。チェルシー戦(2-2)の終了直前に失った勝ち点2を、今日の試合で取り戻せた」と勝利を喜んだ。

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