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途中出場ラッシュフォードが大仕事!ユーベ戦控えるマンUがボーンマスに逆転勝利

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途中出場のマーカス・ラッシュフォードが劇的決勝点

[11.3 プレミアリーグ第11節 ボーンマス1-2マンチェスター・U]

 プレミアリーグは3日、第11節を行った。マンチェスター・ユナイテッドは敵地でボーンマスと対戦し、2-1で勝利した。

 7日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のユベントス戦を控えているユナイテッドは、10月28日のエバートン戦から1人を変更。FWマーカス・ラッシュフォードに代えてFWアレクシス・サンチェスを起用した。

 戦前の予想に反し、試合はボーンマスペースで進む。前半4分、右サイドのFWカラム・ウィルソンが浅い位置で中央にパスを送ると、インターセプトを狙ったDFクリス・スモーリングが空振り。ボールを受けたMFライアン・フレイザーがPA内に進入して左足を振り抜いたが、名手GKダビド・デ・ヘアに冷静に対応されてチャンスを逃した。

 それでもスコアを動かしたのはボーンマスだった。前半11分、MFジュニア・スタニスラスが右CKからゴール前に蹴り込んだボールはクリアされたが、これを回収したMFルイス・クックが右サイドのスペースへスルーパス。抜け出したスタニスラスの折り返しをウィルソンが左足で合わせ、1-0とした。

 ボーンマスとは対照的になかなか攻撃の形を作れないユナイテッド。それでも3試合連続ゴール中の22歳アタッカーがワンチャンスをものにする。前半35分、右サイドで縦に仕掛けたDFアシュリー・ヤングを追い越してサンチェスがPA右へパスを呼び込むと、中央に折り返したボールをFWアントニー・マルシャルが左足でゴール右に流し込み、1-1。試合を振り出しに戻した。

 後半5分、ボーンマスはフレイザーが左サイド深くまでボールを運び、マイナス気味に折り返したボールをMFデビッド・ブルックスが左足ヒールシュート。うまく角度を変えたが、GKデ・ヘアのファインセーブに遭い、勝ち越しとはならず。対するユナイテッドは10分、左サイドでマルシャルとのワンツーからDFルーク・ショーが抜け出し、GKと1対1に。しかし、PA左から左足シュートを放つもGKアスミール・ベゴビッチに阻まれ、こちらも好機を逃した。

 ユナイテッドは直後の後半11分、MFフアン・マタとMFフレッジを下げ、ラッシュフォードとMFアンデル・エレーラを投入。15分には、FKからPA右のスモーリングが頭で中央へ折り返し、ニアに走り込んだサンチェスがヘディングシュートを放つが、GKベゴビッチに弾き出される。それでも、ユナイテッドは2枚替えから徐々に押し込む時間が長くなっていく。

 後半19分、ユナイテッドは右45度の位置でFKを獲得。ヤングの左足シュートはクロスバーを叩き、跳ね返りに反応したラッシュフォードが右足を振り抜くが、DFナタン・アケのブロックに阻まれる。さらにこぼれ球をMFポール・ポグバが押し込もうとしたが、ライン上でブルックスにクリアされてしまう。21分には、左サイドからポグバが折り返したボールをエレーラが左足シュート。わずかに曲がり切らず、惜しくも枠を外れた。

 逆転の一発を決めきれないユナイテッドは、後半33分にサンチェスを下げてMFジェシー・リンガードを送り込む。その後も一進一退の攻防が続き、1-1のまま試合は終了するかと思われた。だが、ユナイテッドはアディショナルタイム2分、左サイドでポグバが味方の上がりを待ちながらボールを運び、左足でクロスを供給すると、ラッシュフォードが胸トラップから冷静に左足でゴールネットに突き刺し、2-1。土壇場で逆転に成功し、ユナイテッドが2連勝で欧州CLに弾みをつけた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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