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“ありがたい”左CB起用を経て代表へ、酒井宏樹「悪いことがいっぱい出たほうがいい」

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13日、日本代表に合流したDF酒井宏樹

 11日にリーグ戦を行ったDF酒井宏樹(マルセイユ)は、合宿2日目の13日から日本代表に合流。16日のベネズエラ戦(大分)、20日のキルギス戦(豊田ス)というキリンチャレンジカップ2試合を前に「良いことと悪いことが出るだろうけど、悪いことがいっぱい出たほうが良い」と見解を述べた。

 フランスの名門マルセイユで3シーズン目を過ごしている酒井。これまで本職の右サイドバック、反対の左サイドバックを務めてきたが、11日の第13節ディジョン戦(○2-0)では左センターバックのポジションを任された。だが、「最適なポジションではないけど、使ってくれることがありがたい」と前向きに取り組んでいるようだ。

 欧州に広く知られるビッグクラブで「いろんなポジションをやらせてもらえる、新しいポジションをさせてくれる」ことにやりがいを感じているといい、「期待に応えられているかは分からないけど、緊張したりはなかったし、どうせやるなら楽しみたい」と笑顔。「失点ゼロで抑えることができたので悪くはなかった」と振り返った。

 日本代表に合流した心境は「いつもどおり、いつもと同じ。できることだけやれれば」と変化はなし。「二つの親善試合で、どちらもしっかり結果を出すこと、勝つことが大前提」と述べると、「守りに入ったり、トライしないのではなく、ベストを尽くしたい」と前向きなメンタリティーの重要性を指摘していた。

(取材・文 竹内達也)
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