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低調マンUはスコアレスドロー…怒り心頭のモウリーニョ「非常に悪い結果だ」

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ジョゼ・モウリーニョ監督が怒りを露わ

 マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、クリスタル・パレスとのスコアレスドローを嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。

 24日、ユナイテッドはプレミアリーグ第13節でパレスをホームに迎え、0-0で引き分けた。ボールの主導権を握ったものの、消極的なプレーが目立ち、決定機はパレスの方が多かった。後半12分にはFWロメル・ルカクがゴールネットを揺らしたが、オフサイドにより得点は認められず、低調なパフォーマンスに終始した。

 指揮官は「非常に悪い結果だ。勝ち点1を得たのではなく、勝ち点2を失ったと言える。我々が激しいプレーをしなかったことで、相手に休ませる時間を与えてしまった。我々は良いプレーをした。しかし、ボールを失った。休ませる時間を与えた。そしてGKに余裕を与えた。そのまま試合を進め、何かが起こるのを待っていたようだ。しかし、何も起こらなかった」と、この試合を振り返った。

 これでユナイテッドは6勝3分4敗。首位マンチェスター・シティとの勝ち点差は『14』、4位チェルシーとは勝ち点7差となっている。「選手の本質を劇的には変えられない。解決法は、気持ちの強さを基準にメンバーを選考することくらいだろう。それは、私自身を責めることになる。気持ちの強さだけでは不十分だからであり、質を欠いてしまっている」と現状を嘆いた。

 27日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第5節ヤングボーイズ戦を控えているユナイテッド。「中2日で試合があるのは良いことだ。ふさぎこんでいる暇などない。明日も練習だ」と前を向くモウリーニョ監督。「これから挽回するために12月終わりまでの8試合で果たすべき目的は、勝ち点を獲得することだ」と、年内の改善を誓った。

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