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後半AT18分超え…原博実氏が審判のミス指摘「勘違いして長く取った」「ファウルをちゃんと取っていれば…」

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大荒れの一戦となった

 24日に行われたJ1リーグ第33節清水エスパルスヴィッセル神戸における審判のジャッジをJ公式の動画企画「Jリーグジャッジ『リプレイ』」が取り上げ、Jリーグ副理事長の原博実氏は柿沼亨主審の判定について、「勘違いをして長く取っちゃった」「時間の管理にミスがあった」と見解を示した。

 Jリーグのレフェリングに関する疑問やルールを原氏、JFAトップレフェリーグループシニアマネジャー上川徹氏が徹底解説するコンテンツ。MCは平畠啓史。原則火曜に毎週1本を公開するが、今節分は水曜公開。「問い合わせがすごく多かった」(原氏)という今回は「なぜ後半アディショナルタイムは18分を超えたのか?」をテーマに解説が行われた。

 終盤に負傷者や退場者が続出したほか、両チームがエキサイトする場面もあり、アディショナルタイムは4分を大きく超える結果となった。柿沼主審の判定について、上川氏は勘違いを指摘して「4分から4分59秒の間にゲームを終えないといけない。明らかにレフリー側の対応に間違いがあった」と主張すれば、原氏も「勘違いをして長く(アディショナルタイムを)取っちゃった」と同調した。

「後半アディショナルタイム3分30秒のところで負傷をして、対応に4分ちょっとかかった。再開する時に、4分50秒停止した時間を追加しないといけないとレフリーが考えた。残り1分を追加すればいいものを、そこで停止した時間を追加しないといけないと考えて長くなったのではないかと」(上川氏)

 後半アディショナルタイム4分、MF河井陽介がDF橋本和との空中戦で頭部を負傷し、ピッチ上で4分以上の治療が行われた。「これはファウルだった。これを取ればよかったけど流しちゃった。周りがおかしいなと感じて3分36秒で止めたんですよ」(原氏)

 後半アディショナルタイム8分48秒にはMFルーカス・ポドルスキがボールに関係のないところでDF立田悠悟の胸付近に激突。立田はそのまま担架でピッチの外に運び出されており、原氏は「これもファウル。そのあとのファン・ソッコもファウル」とし、「コントロールがうまくできていない状況」と続けた。

 後半アディショナルタイムは12分を過ぎ、GK前川黛也がシュートをキャッチした場面で、「普通だったらここでGKが蹴ったら終わると思う」と原氏は指摘したが、試合終了の笛は吹かれなかった。「どう見ても長すぎて、神戸はなんでだろうと思って戦ってるんじゃないですかね」(原氏)。

 後半アディショナルタイム13分、GK六反勇治のゴールで神戸が3-3に追いつかれ、試合はさらに荒れた。後半アディショナルタイム15分にはピッチ脇で両軍の選手スタッフがもみ合いになったが、「神戸側はなんでまだ続いているんだという感覚があったんじゃないですか」と原氏。FWウェリントンが2枚目のイエローカードを受け、六反を投げ飛ばす暴挙に出た場面にも、「良くないんでしょこれ。でも、神戸の選手たちの気持ちもちょっとは分かる」と理解を示した。

「いろんな経緯が重なってこうなっている。決してこの行為はよくないけど、それだけイライラさせたのも時間の管理のミスから来ているのは事実。終わっていなければいけなかった」(原氏)

 試合の判定を総括し、原氏は「イライラする笛だったことは事実」と言及。終盤、選手がエキサイトしてもみ合いや暴挙があったことにも、柿沼主審のジャッジに責任を求め、「ひとつは時間の管理にミスがあったこと。それと、ファウル判定をちゃんと取っていればここまでは荒れなかった。その2つが重なった」と説明した。

 一方、上川氏は「レフリー側ももっとゲームコントロールに集中しないといけない。反則が起きても笛が鳴らないと試合の温度は上がっていく。レフリーが大きな問題ではあると思うんですけど、レフリーチームですよね。主審が間違った運営に気付いてくれないなら、副審と第4の審判員が協力して欲しかった」と言及した。

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