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乾ボレーは阻まれるも…EL無敗ベティス、グループリーグ突破が決定

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1-0で勝利したベティス

[11.29 ELグループリーグ第5節 ベティス1-0オリンピアコス]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は29日、グループリーグ第5節を各地で行い、MF乾貴士所属のベティス(スペイン)はホームでオリンピアコス(ギリシャ)と対戦した。ベンチスタートの乾は後半17分からピッチに立つも、決定機を生かせず無得点。ベティスは1-0で勝利し、無敗のまま決勝トーナメント進出を決めた。

 試合の主導権を握ったのは勝ち点8で首位に立つベティス。前半17分、MFセルヒオ・カナレスがゴール左前からのFKを放り込むと、DFアイサ・マンディがPA内で倒されてPKを得る。ところが同18分、このPKをFWセルヒオ・レオンが蹴ったが、GKジョゼ・サに片手パンチングでストップされた。

 オリンピアコスは前半29分、DFコスタス・ツィミカスのクロスにFWコンスタンティノス・フォルトゥニスが合わせるも枠外。するとベティスは同39分、MFジオバニ・ロ・チェルソの縦パスからFWアントニオ・サナブリアがつなぎ、PA内から左足を振り抜いたカナレスがネットを揺らして先制した。

 ベティスは1点リードで迎えた後半17分、ELではここまで2試合出番のなかった乾が呼ばれ、S・レオンに代わって最前線のポジションに入った。同25分、乾がPA左にフリーで抜け出したが、折り返しは相手DFがブロック。同32分には乾のパスにカナレスが反応するも、パスが長くなってシュートは打てなかった。

 オリンピアコスは終盤、ロングボールで敵陣PA内にボールを集め、同点ゴールに向けて最後の攻勢をかける。ベティスは後半45分、乾のスルーパスに反応したサナブリアのシュートはGKに阻まれるも、こぼれ球を拾った乾がダイレクトボレー。これも枠内を突いたが、ジョゼ・サのビッグセーブに遭い、追加点を奪えないままタイムアップを迎えた。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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