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トッティ氏、インテル戦判定に不満「恥ずべき。VAR審判は他の試合を見ていた?」

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 ローマで幹部を務めるフランチェスコ・トッティ氏が、2日のインテル戦終了後にタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、主審の判定に疑問を呈した。

 ローマは2日、セリエA第14節で3位インテルと対戦。2度にわたってインテルにリードを許す展開となったが、ローマはその度に追いつき2-2のドローに終わった。だが35分、ペナルティエリア内に侵入したMFニコロ・ザニオーロがDFダニーロ・ダンブロージオに倒されたように見えたがPKが与えらなかったため、トッティ氏は不満を示している。指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコに代わってメディアに応対したトッティ氏はVAR(ビデオアシスタント・レフェリー)の使用がなかったことを疑問視した。

「誰もが何が起きたのかを目にしている。どうしたらあのようなファウルにVAR担当の審判が気づかないなんてことがあるのだろう。恥ずべきことだ。スタジアムにいた全員が見ていたし、もっと小さい画面でも見えた。何のためにいるのか。彼らに連絡して理由を説明してもらったらどうか。このためにVARを導入し、見えなかったプレーを再度、見られるようにしたというのに。今回の件はあまりにも明らかだった。もしかしたら他の試合でも見ていたのかもしれないね…」

「このままでは前に進めない。ミラノやコベルチャーノで会議を開いても、このようなエピソードを目にすることになる。今回は我々だったが、明日は別のチームに同じことが起こるかもしれない。言い訳を探すつもりはないが、このようなエピソードは試合を変えると思う。実際、次のプレーで失点してしまった。それからインテルのような強豪に対して盛り返すのは難しい。こうやってリーグ戦を変えてしまうことができるんだ」

 続いてトッティ氏は、今シーズン、リーグ戦で2試合目となる先発出場を果たした19歳のザニオーロに言及。「まるでベテランのようにシンプルにプレーしている。彼は今、自身の価値を証明しているが、さらに継続性を示すことができれば素晴らしいことだろう。偉大な選手になるための道具はすべて持っている」と賛辞を贈っている。

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