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追加招集の2人も違和感なく…東口「みんな和やかにやっている」

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練習中に笑顔を見せるGK東口順昭

 23人そろっての初練習を終え、日本代表GK東口順昭(G大阪)は「みんな和やかにやっているし、だれが出ても結果を出せる雰囲気作りができている」と、チームの一体感に自信を見せた。

 3日夜に欧州からUAE入りし、5日まで休養が与えられていたDF吉田麻也(サウサンプトン)、FW武藤嘉紀(ニューカッスル)、発熱で合流が遅れていたMF遠藤航(シントトロイデン)も6日から練習に参加。MF中島翔哉(ポルティモネンセ)とMF守田英正(川崎F)の負傷離脱に伴い、追加招集されたMF乾貴士(ベティス)とDF塩谷司(アルアイン)もこの日の練習から合流した。

 思わぬアクシデントに見舞われながらも、9日のアジアカップグループリーグ初戦のトルクメニスタン戦を3日後に控え、23選手が初めてそろった森保ジャパン。合流初日となった乾が練習前の円陣で挨拶すると、チームメイトからは笑い声もあがった。

 15年10月以来の代表復帰となった塩谷も16年のリオデジャネイロ五輪にオーバーエイジで出場しており、「ほとんど知っている選手」(塩谷)。リオ五輪代表のキャプテンだった遠藤も「久々に会えてよかったし、相変わらず落ち着いていて、そのあたりは変わっていない」と笑顔を見せていた。

 5日に開幕したアジアカップでは開催国のUAEが開幕戦でバーレーンと1-1で引き分け、この日はオーストラリアがヨルダンに0-1、タイがインドに1-4で敗れる波乱も起きた。

「初戦の入りが大事」と話す東口は「現代サッカーはしっかり守ってくるチームが増えているし、対日本となったらガチガチに守るチームも出てくる」と警戒。「カウンターは気をつけていても対応が難しい場面もある。細心の注意を払って入らないといけない」と表情を引き締めた。

(取材・文 西山紘平)

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