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飛び級でプロ契約、湘南期待の17歳MF柴田壮介「一年目から年齢関係なく」

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“飛び級”でプロ契約を締結したMF柴田壮介

 湘南ベルマーレ期待の新星MF柴田壮介(17)はプロとして新たな一歩を踏み出した。

 2001年5月26日生まれの柴田は昨年、2種登録でトップチームに帯同。16歳で迎えた昨年3月のルヴァン杯・長崎戦でデビューを飾り、4月のルヴァン杯鳥栖戦では初先発を経験した。高校3年生になる2019シーズンは“飛び級”でプロ契約を締結し、背番号は「30」に決定。「一年目から、年齢関係なく試合に出るつもりでいきたい」と意欲を燃やした。

「地元がこの近くで、小さい頃から一番身近にあったこのクラブでプロのスタートを切れることが非常に嬉しいです。自分が夢見ていたように、あのスタジアムで活躍する姿を早くアカデミーの選手や小さい子にも見せられるように、日々頑張っていきます」

 神奈川県茅ケ崎市出身。同じくアカデミー出身のMF齊藤未月の背中を追ってきた。「未月くんは中学の頃からすごいなと思っていた。一緒に練習してもアドバイスをしてくれる」。尊敬する先輩は同じボランチのポジションとあって、「これからはライバル」とプロの自覚をにじませた。

 昨年はU-17日本代表に招集されたが、同学年の選手たちも華々しい活躍を見せた。U-16アジア選手権制覇に貢献し、大会MVPに輝いたFW西川潤(桐光学園高)、U-19アジア選手権を戦ったFW斉藤光毅(横浜FC)らの存在に「刺激を受けている」という。さらなる高みをめざす新シーズン。ストロングポイントは「ボールを奪って、そこから前に関わっていくところ」。未来を嘱望される17歳は成長速度を加速させ、チョウ・キジェ監督の期待に応えるつもりだ。

(取材・文 佐藤亜希子)

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