代役の奮起に期待を寄せた。日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)はアジアカップグループリーグ第2節のオマーン戦を翌日に控えた12日、FW大迫勇也の負傷欠場について言及。「代わりに出る選手は燃えるはず。相乗効果に期待したい」と前向きに語った。

　所属先のリーグ戦で右臀部を痛めていた大迫は、アジア杯に向けた代表合宿でも別メニューでスタートした。今月6日に全体練習への合流を果たし、9日の初戦トルクメニスタン戦(◯3-2)では2得点で勝利に貢献したものの、試合後に違和感が再発。オマーン戦の欠場が決定的となっている。

　ただ、酒井は大迫について「誰もが存在感がある選手だってことも分かっている」と述べつつ、1か月の長丁場となるアジア杯では「怪我じゃなくて、累積出場停止の可能性もある」と指摘。「僕らはそう言った中でも勝ち点3を取りたい」と意気込んだ。

　トルクメニスタン戦ではA代表50試合出場という偉大な記録も達成し、「強い責任感を持ってこだわっていかないといけないし、重みを感じている」という酒井。2失点を喫したトルクメニスタン戦での反省を受けて、「明日は失点ゼロで行きます!」と力強く宣言し、取材エリアを後にした。

(取材・文　竹内達也)

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