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東京Vユースから高2の10月に青森山田に転校、夢の選手権は直前でレギュラー落ち…MF武眞大「悔しさの方が大きい」

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MF武眞大(左)はわずか2分間の出場だった(写真協力『高校サッカー年鑑』)

[1.14 選手権決勝 青森山田高 3-1 流通経済大柏高 埼玉]

 MF武眞大(3年)は青森山田高に2年ぶりの優勝の瞬間をピッチで迎えた。しかし投入されたのは後半アディショナルタイム2分。出場はわずか2分間だった。

 武は一昨年の10月、東京ヴェルディユースから青森山田に移ることを決めた。ユース昇格時も高体連への挑戦を考えたが、当時は強化部からトップチームへの昇格も考えていると言われていたことで、思いとどまった。

 しかし監督の交代など、状況の変化で「このままじゃダメだ」と感じたという。青森山田に挑戦する決意はすぐについた。

 だが今年度はプレミアリーグでもレギュラーとして出続けたが、12月に入った佳境のラスト2試合でスタメンの座を外された。そして今大会に入ってもベンチスタートは変わらず、初戦の草津東戦で1ゴールを決めていたが、最後まで先発に復帰することはなかった。

「5万人も入った中でプレーすることはプロに入ってもなかなかない。本当にいい経験になったと思います」と決勝のピッチに立った喜ぼを語った武だが、「複雑と言えば複雑ですし、アスリートとして悔しいと思うのは当たり前。悔しさの方が大きいです」と本音ものぞかせる。

 来春からは関西王者の大阪体育大に進むことになるという。「そこで自分が何が出来るかを考えて、プロを目指して頑張りたい。大学では必要不可欠な選手になりたいです」。日本一のピッチで感じた悔しさは必ず晴らす。

(取材・文 児玉幸洋)

●【特設】高校選手権2018

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