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失点からわずか3分…同点ヘッド決めた武藤「やっと日本代表のために貢献できた」

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前半43分に同点ゴールを決めた武藤嘉紀

[1.17 アジア杯F組第3節 日本2-1ウズベキスタン アルアイン]

 失点からわずか3分後だった。日本代表は前半43分、DF室屋成が右サイドの高い位置で粘りながら突破し、右足でクロスを供給。これをPA中央のFW武藤嘉紀がヘディングシュートをゴール左に叩き込み、すぐさま同点ゴールを奪った。

 勝てば首位通過となる重要な一戦だったが、日本は13日のオマーン戦(○1-0)から先発10人を変更。同じく2連勝のウズベキスタンに先制を許す展開となったが、武藤のゴールで追いつくと、後半13分にDF塩谷司が豪快なミドルシュートを決め、2-1で逆転勝ち。見事、首位通過を決めた。

 2015年10月13日の国際親善試合イラン戦以来、約3年3か月ぶりとなるゴールを決め、起用に応えた武藤はTVインタビューで「自分たちで何が何でも1位通過で決勝トーナメントに行けるようにチーム一丸となって、とにかく相手よりも走ることを心掛けてプレーしました」と、この一戦への思いを口にした。

 さらに「本当に久しくゴールから遠ざかっていたので、今日やっと日本代表のために貢献できて非常に嬉しく思います」とホッとした表情をみせた。

 今後、日本は21日の決勝トーナメント1回戦でサウジアラビアかカタールと対戦する。「総力戦になってくると思う。自分のためではなく、日本代表のため、応援してくださる方々のためにも泥臭く、自分自身も今日みたいなゴールを取って、チームの勝利に貢献したい」と意気込む武藤。今大会の目標について聞かれると、「優勝一つですね。とにかく優勝するために一つ一つしっかりと相手を粉砕していきたい」と前を向いて堂々と答えた。

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