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イグアイン加入でジルはチェルシー退団示唆「将来に暗雲が立ち込めた」

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 チェルシーのFWオリビエ・ジルーは、他のストライカーがチームにやって来れば退団する可能性があると認めた。

 今冬の移籍市場でセンターフォワードの獲得を目指していたチェルシーは、23日にユベントスからFWゴンサロ・イグアインを今シーズンいっぱいのローンで獲得したことを発表。これを受け、ジルーとともにチェルシーのストライカーであるFWアルバロ・モラタのアトレティコ・マドリー移籍が間もなく成立すると報じられている。

 昨冬にアーセナルからチェルシーに加入し、昨夏のワールドカップではフランス代表の優勝に貢献したジルもモラタと同様に十分なチャンスに恵まれず。今シーズンからチームを指揮するマウリツィオ・サッリ監督はエデン・アザールを偽9番として起用しており、最近では先発での出場機会を得られていない。

 プレー時間の減少や新たなストライカーの加入を受け、ジルはスタンフォード・ブリッジでの将来は不透明になるだろうとイグアインの加入が発表される直前のフランス『Canal』のインタビューで認めた。

「少しの後悔とフラストレーションがある。ゴールスコアラーは世間からゴールを期待されていることは当然だ。でも、僕はフランスのフットボール界で4番目にベストなスコアラーで、誰もこの事実を取り払ったりはできない」

「僕が一緒にプレーした中で最高の選手であるアザールを監督は9番でプレーさせている。それに加え、仮にクラブがイグアインのような他のストライカーを獲得することを決めれば僕のチェルシーでの将来に暗雲が立ち込める」

 また「フランスに戻らないとは言えない。リヨンやマルセイユといった2つの偉大なクラブが存在する」と母国に帰還する可能性があることについても言及したジルだが「ただ、今の僕のプライオリティはプレミアリーグでプレーし続けることだ」とチェルシー残留を優先に考えていると明かした。

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