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サラ捜索再開を願い…約3700万円の寄付がハリル監督やムバッペらから集まる

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 イギリス海峡で消息を絶った小型飛行機に搭乗していたFWエミリアーノ・サラの再捜索を求めて、選手らから寄付金が寄せられたことが分かった。『ESPN』によると、フランスの企業が主催したクラウドファンディングを通じて目標額の30万ユーロ(約3700万円)が集まったことで、2つのボートを使った捜索再開を目指すことになるという。

 小型機が消息を絶ったのは21日。今冬の移籍でナントから渡るはずだった新天地であるカーディフに向かうために搭乗していたが、その道中で不慮の事故に遭った。懸命の捜索も空しく、事故から3日後の24日にイギリス当局は、生存確率が「極めて低い」として、捜索の打ち切りを表明していた。

 しかし同じアルゼンチン出身のFWリオネル・メッシやディエゴ・マラドーナ氏、FWセルヒオ・アグエロらが捜索の継続のために声を上げ、アルゼンチン政府もフランスやイギリスに対して捜索再開の必要性を訴えていた。

 そこでサラのクライアントも抱えるパリを拠点にするエージェント「スポーツ・カバー」が、クラウドファンディングでのプロジェクトを主催。寄付者名簿にはナントのバヒド・ハリルホジッチ監督やマンチェスター・シティのMFイルカイ・ギュンドアン、3万ユーロを寄付したというパリSGのFWキリアン・ムバッペらが名を連ねている。そして目標額の30万ユーロに到達したことで、計画を実行に移すことになったという。

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