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激闘の代償…遠藤航と酒井宏樹が病院で検査へ

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倒れ込むDF酒井宏樹

 2大会ぶりの決勝進出を決めたアジアカップ準決勝のイラン戦(○3-0)から一夜明けた29日午前、日本代表はUAEのアルアインで練習を行った。イラン戦の先発組と後半15分から途中出場したDF塩谷司はグラウンドに姿を見せず、10人のみでのトレーニングとなった。

 スタメン組と塩谷は宿舎で別調整となったが、左太腿裏を痛めて途中交代したMF遠藤航、前半の接触プレーで右足首付近を痛めていたDF酒井宏樹はアブダビの病院で検査を受けるため、チームより一足早くアルアインを出発。チームは同日午後、決勝が行われるアブダビへ移動する。

 遠藤はイラン戦の後半15分に担架で運び出されたが、試合後は足を引きずりながらも自力で歩き、取材エリアで対応。「たぶん次は厳しいと思う」と決勝の欠場を示唆する一方、チームを離脱するかどうかについては「(検査を受ける)明日次第。僕は残りたいですが」と話していた。検査結果によってはクラブの判断次第で決勝を前にチームを離脱する可能性もありそうだ。

 酒井は前半25分にMFバヒド・アミリの激しいファウルを受け、右足首あたりを抑えて倒れ込むシーンがあった。後半1分にハンドでイエローカードを受けていたこともあり、後半28分に途中交代したが、その状態が心配される。

(取材・文 西山紘平)

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