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『スカイ』がスタジアムの人種差別を調査、「86%が目撃」という深刻な結果に

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サッカー界における人種差別撲滅キャンペーン『KICK IT OUT』

 イギリス『スカイ・スポーツ』は11日、日常的にサッカー観戦を行うファン・サポーターへのアンケートの結果、86%の人々が人種差別的な事案を見たことがあると報じた。黒人および少数民族の人々(BAME)においては、その割合が大きくなることも確認されたという。

 アンケートの対象はサッカーファン1000人。人種差別的な事案を見たことのあるファンは86%、より対象となりやすいとされるBAMEの間では93%に及んだ。その中でも「頻繁に見る」と回答した人々は20%に及び、BAMEの間ではさらに高い26%となった。

 また、人種差別を受けたことがあるのは全体の33%。BAMEに限れば71%に上った。最も差別が多かった地区はロンドンで、イギリス国内では中心部から離れるほど少なくなった。一方、BAMEの人々は人種差別的な事案を報告する割合が少なく、事態を小さく見る傾向にあることが指摘されている。

 記事ではスポーツ・市民社会担当国務次官のミムス・デービス氏が「この結果には失望しているが、驚きではない」とコメント。「サッカーが差別や不寛容のための隠れ蓑として使われる場面が残っていると感じている」と強調し、「乱れていると言うべき時が来ている」と対策に乗り出す意向を示している。

 プレミアリーグに限らず、全世界のサッカー界では人種差別に反対するキャンペーンを幅広く行っており、完全な撲滅を目指している。だが、今月もリバプールFWモハメド・サラーに対して相手ファンからイスラム差別にあたる叫び声が発されるなど、依然として目立った解決には至っていない。

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