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インパクト十分!いわきFCバスケス・バイロンPK弾でMLS撃破「通用するなという自信が持てた」

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MFバスケス・バイロンが決勝PKを決めた

[2.10 パシフィック・リム・カップ3位決定戦 バンクーバー0-1いわき アロハ・スタジアム]

 インパクトは十分に残した。後半から出場したMFバスケス・バイロンはスコアレスの後半42分、198cmFW小枇ランディの落としに反応。エリア内で倒されてPKを獲得する。

 自らボールをセット。決めていたという真ん中に蹴ると、GKの足に当たったが、勢いよくゴールネットに突き刺さった。「確かに危なかったですけど、自分の真ん中に蹴るという気持ちを貫けて良かったです」。

 先月行われた高校選手権で、青森山田高に日本一をもたらすと、「バスケス・バイロン」の名も一気にブレイク。チリ国籍を持つ異色選手ということもあり、注目度を高めている。

 今春は高校選抜にも選ばれており、このまま選出が続けば、4月には欧州遠征も待っている。その分、いわきFCへの合流は遅れるが、「自分の中ではプラスに捉えている」。

 合流間もない今大会で結果を残したことで、大きな自信も得た。「通用するなという自信が持てた。でもスピードとフィジカルも違いがあった。いわきで身体とスピードを鍛えていけば、間違いなく世界に行けると思っている。やることは明確なので、自分が努力をするだけです」。伸びしろ十分の18歳。まだまだ進化は止まらない。

(取材・文 児玉幸洋 取材協力 アンダーアーマー)

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