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開幕戦ゴール誓う松本FW前田大然「J1の選手は決め切る」初J1でこだわる“最後の質”

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キックオフカンファレンスに出席したFW前田大然

 開幕戦ゴールを宣言した。松本山雅FCは23日の開幕節でジュビロ磐田と対戦する。チームの顔としてキックオフカンファレンスに出席したFW前田大然は「必ずゴールを取ってジュビロ磐田に勝ちたい」と気合をにじませた。

 チームは東金、清水キャンプを経て、現在は鹿児島で3次キャンプ中。3-4-2-1のシャドーの位置でプレーする前田は、1トップに入る新戦力FWレアンドロ・ペレイラらとのコンビネーションを高めている。

「僕にボールが来なくても裏に抜けると僕以外のところにスペースができる。ボールが来なくても常に裏を狙い続けて、その後を狙っていけたらと思います」。ゴールへのイメージをそう語った前田は「徐々に連携は良くなっている。あと1週間で仕上げていきたい」と開幕を見据えた。

 超スピードを生かした得点力でブレークを果たしたのは2017年。レンタル先の水戸で36試合13得点とゴールを量産した。「みんなが特徴を分かってくれて、『大然に点を取らせてあげよう』というのが伝わっていた。感謝しています」。大きな自信を得て松本に復帰すると、18年は29試合7得点でJ2優勝に貢献し、東京五輪世代の代表にも初招集された。

 自身初となるJ1で迎える新シーズン。東京五輪を翌年に控え、ゴールへの意識がさらに高まる中、突き詰めたいのは“最後の質”だ。「J1とJ2の差は決め切るか、決め切らないか。J2の選手が外しているところをJ1の選手は決め切る。そういう決定力をもっと磨いていきたい」。開幕ゴールを皮切りに得点を積み上げ、自らの未来を切り開く。

(取材・文 佐藤亜希子)
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