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キャンプでも練習試合は1試合のみ…浦和DF槙野「完成度の違いが出た」

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最終ラインで体を張るDF槙野智章

[2.16 富士ゼロックススーパー杯 川崎F1-0浦和 埼玉]

 まとまったオフのないまま、新シーズンの開幕を迎えた。日本代表としてアジアカップに参戦していた浦和レッズDF槙野智章は3バックの一角でフル出場。後半4分には体を張ったシュートブロックを見せるも同7分に失点し、そのまま0-1で敗れた。

 準優勝したアジアカップはグループリーグの2試合に出場。今月2日に帰国すると、4日からチームの沖縄キャンプに合流した。8日に行われた沖縄SVとの練習試合にも出場したが、チームとしてこなした実戦はこの1試合のみ。「完成度の違いが出た」と敗戦を受け入れながらも、「今日の試合で自分たちがやるべきことが整理できた」と前を向いた。

「川崎は特別なので。川崎にはああいうふうにしないといけない」と5バック気味に守備を固め、コンパクトな陣形からカウンターを狙った。それでも、川崎Fのボールポゼッションがボディブローのように効いていった。

 結局、90分を通してシュートはセットプレーからの1本のみ。「攻撃のバリエーション、シュートの本数を増やさないといけない。ずっと守備していたら勝てない。もっと自分たちの時間をつくらないと」と、貴重な公式戦の中で浮き彫りになった課題と向き合った。

(取材・文 西山紘平)

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