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2度PK献上、1人退場も…劇的逆転勝利のペップ「私はVARの大ファンさ」

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VARファンのジョゼップ・グアルディオラ監督

 マンチェスター・シティは20日のUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦シャルケ戦で、2つのPKを相手に与え、1人が退場するという窮地に陥ったが、3-2で逆転勝利をおさめた。ジョゼップ・グアルディオラ監督は「VARの大ファン」と述べ、中立な形で判定を振り返っている。

 敵地に乗り込んだマンチェスター・Cは前半18分にFWセルヒオ・アグエロのゴールで先制。ところが同33分、DFニコラス・オタメンディのハンドがビデオ・アシスタント・レフェリーの助言で認められると、同43分にはDFフェルナンジーニョもエリア内でファウルを犯し、2つのPKで逆転を喫してしまう。

 1点のビハインドでハーフタイムを迎えたマンチェスター・Cは後半開始から攻勢を強めていったが、なかなかゴールを奪えずにいると、後半23分にさらなる向かい風。オタメンディが2度目の警告で退場処分を下され、残り20分間を10人で戦わなければならないという窮地に陥った。

 しかし、ドラマはここから始まった。後半33分に古巣対戦のFWレロイ・サネを投入すると、同40分、ゴール正面からのFKをサネが豪快な左足シュートで叩き込んで同点。さらに同45分、ロングフィードに抜け出したFWラヒーム・スターリングも決め、敵地での第1戦で劇的な逆転勝ちをおさめた。

 試合後、マンチェスター・Cの公式ツイッター(@ManCityJP)はグアルディオラ監督の喜びの声を紹介。「パフォーマンスには満足しているよ」と述べた指揮官は「良い結果だけど、まだ終わっていないよ。 幸運なことに第2戦では私たちのサポーターが後押ししてくれるし、さらに向上できるね」と先を見据えている。

 また、議論を巻き起こしそうな判定の数々にも「私はVARの大ファンさ。あれはPKだった。2つ目もPKだった。オフサイドだった。レッドカードもふさわしかった」とフォロー。アウェーの地で数的不利となりながら、堂々と勝ち切ったことを誇った。

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