コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝第2戦でレアル・マドリーに3-0で勝利したバルセロナ。ライバル相手の快勝に、サポーターの気分も最高潮だったようだ。

　本拠地カンプ・ノウでの第1戦を1-1で引き分けていたバルセロナ。敵地に乗り込んだ一戦では、50分にルイス・スアレスが先制点を奪う。すると背番号9は69分に相手のオウンゴールを誘うと、73分に自身2点目をゲット。敵地サンティアゴ・ベルナベウでのクラシコに3-0と勝利を収めた。この結果、2戦合計4-1で決勝進出を決めている。

　最大のライバル相手の快勝に、敵地へ詰めかけた200人のバルセロナサポーターも大興奮だったようだ。「クリスティアーノはどこにいる?」と相手を皮肉るチャントを歌っている。

　このチャントは、昨季までレアルに所属していたFWクリスティアーノ・ロナウドがクラシコで存在感を発揮できなかった時、バルセロナサポーターが相手エースを揶揄するために歌われていた。

　今回の一戦で、レアルはFWビニシウス・ジュニオールらが再三決定機を決められず、一方のバルセロナは迎えた決定機をしっかり決めきった。点差が広がるとバルセロナサポーターは有名なこのチャントを歌ってレアルの決定力不足を皮肉り、顔を赤くしたその他のスタンドの観客は指笛で対抗している。

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