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新エース清武が2戦連発!! 新戦力躍動の徳島が今季初勝利、後半AT弾で岐阜に劇勝

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新戦力のMF清武功暉が劇的な決勝ゴール

[3.3 J2第2節 徳島1-0岐阜 鳴門大塚]

 J2リーグは3日、第2節を行い、徳島ヴォルティスはホームでFC岐阜と対戦し、1-0で勝利した。スコアレスで突入した後半アディショナルタイム5分、今季千葉から加入したMF清武功暉が劇的な決勝ゴール。徳島はホーム開幕節で今季初勝利を飾った。

 互いにポゼッションスタイルを志向する対決は、開幕節の鹿児島戦(4-3)で打ち合いに敗れた徳島のリカルド・ロドリゲス監督が大胆采配。先発5人を入れ替え、前節の4-1-2-3から3-4-2-1にシステムを変更。対する岐阜は開幕節・山形戦(2-0)と同じ11人が先発した。

 序盤から徳島が主導権を握り、FW岸本武流の右クロスから多くのチャンスが生まれる。前半7分、後方からのロングフィードで最終ラインの裏に抜け出した岸本が右サイドからダイレクトでクロスを入れ、ファーサイドの清武が左足ジャンピングボレーで狙った。

 前半8分にも徳島がチャンスをつくり、こぼれ球をおさめたMF鈴木徳真が頭でつなぎ、PA手前で胸トラップしたMF野村直輝が反転左足ボレーで狙ったが、いずれもGKビクトルに阻まれた。前半22分にも岸本が鋭い右クロスを入れ、ファーサイドに流れたボールを清武がダイビングヘッドで狙ったが、わずかにゴール左に外れた。
 
 防戦一方となったが、相手の攻撃をしのいだ岐阜。高い位置でプレッシャーをかけ、ボール奪取からショートカウンターで得点を狙うが、好機にはつながらず、前半はスコアレスで折り返した。両者とも後半開始に選手交代はなかったが、岐阜は立ち上がりにアクシデントに見舞われる。

 後半1分、スライディングタックルしたDF北谷史孝が相手と交錯。プレー続行不可能となり、担架でピッチ外へ。後半4分にDF竹田忠嗣が交代で入った。後半8分には岐阜が決定機をつくり、ボールホルダーにプレスをかけた山岸が高い位置でボールを奪い切り、スルーパスを通す。PA内に抜け出したMF風間宏矢がシュートを放ったが、これは距離を詰めたGK梶川裕嗣に至近距離で止められた。

 徳島は後半13分にビッグチャンス。岸本がアーリークロスを入れ、ファーサイドの清武が胸トラップから右足ボレー。決定的な形だったが、シュートは惜しくも右ポストを叩いた。互いに続々と交代カードを切ったが、チャンスは生かせず、スコアレスのままアディショナルタイムに突入した。

 このまま試合終了かと思われたが、終了間際に徳島の猛攻が実った。後半アディショナルタイム5分、厚みのある攻撃から藤田のクロスを清武がアクロバティックな体勢からオーバーヘッド気味に右足ボレーで叩き付けた。清武は2試合連続ゴール。新戦力が躍動した徳島が1-0で劇勝を飾った。

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