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「ジュビロさんは10人でも圧力がすごかった」1G1Aの大分FW後藤は“我慢”を勝因に挙げる

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1ゴール1アシストを記録した大分FW後藤優介

[3.9 J1第3節 磐田1-2大分 ヤマハ]

 大分トリニータは9日、J1第3節でジュビロ磐田とアウェーで対戦し、2-1で勝利した。1ゴール1アシストの活躍を見せたFW後藤優介が試合後のインタビューで、自身の今季初出場となった一戦を振り返っている。

 後藤は開幕からリーグ戦2試合連続で出番に恵まれなかったが、6日のルヴァン杯グループリーグ第1節・C大阪戦(2-1)で劇的な決勝点をマーク。中2日で迎えた今節、2シャドーの一角で今季初スタメンを果たした。

 前半13分に右サイドからのクロスでFW藤本憲明の先制点をアシストすると、同30分にはスルーパスで藤本のチャンスを演出し、たまらず倒した磐田DF大南拓磨の一発退場を誘発。だが、チームは同41分に磐田のMFアダイウトンにバイシクルで叩き込まれ、10人の相手に追いつかれた。

「先制できたところは良かったんですけど、相手が1人少なくなった時に失点してしまっているので、そういう隙をなくしていかないといけないなというのはすごく感じました」

 数的優位を生かせなかったことを課題に挙げる後藤。「ジュビロさんも10人の中ですごい圧力をもって来ていたので、自分たちも大変でした」と明かしたが、「これを我慢できた」ことが自身の勝ち越しゴールにつながった。

 1-1で迎えた後半10分、後藤は藤本とクロスする動きでファーに膨らむと、左サイドのDF福森直也からのセンタリングにフリーで反応。「すごくいいボールが来ていたので、合わせるだけでした」。飛びながら右足で押し込み、自身J1初得点をマーク。このゴールが勝負の決め手となった。

 今季初先発したゲームを「すごく緊張しました」と振り返る後藤は「みんなが助けてくれたのでリラックスできました」とチームメイトに感謝。次戦以降に向け、「みんなの力でここまで来ているので、これを続けてみんなで頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。

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