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F・トーレス負傷交代に高橋祐退場も…今季初ゴールは劇的弾!! 鳥栖が磐田下して初勝利

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サガン鳥栖ジュビロ磐田を下して初勝利

[3.17 J1第4節 鳥栖1-0磐田 駅スタ]

 J1は17日に第4節を開催し、駅前不動産スタジアムではサガン鳥栖ジュビロ磐田が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半アディショナルタイムにFWイサック・クエンカが決勝ゴールを奪い、鳥栖が1-0の完封勝利を収めた。

 リーグ戦開幕3試合無得点で3連敗と最下位に沈む鳥栖は13日のルヴァン杯GL第2節・柏戦(○1-0)から先発5人を入れ替え、FWフェルナンド・トーレス、MF松岡大起らを先発起用。一方、リーグ戦2分1敗と未勝利で15位の磐田はルヴァン杯GL第2節・清水戦(●1-2)からMF上原力也を除く10人を入れ替えて、この一戦を迎えた。

 ともに序盤から積極的にフィニッシュまで持ち込む場面を生み出すと、前半21分にはPA外でボールを受けたF・トーレスが巧みなステップで対面する相手をかわしてコースを生み出して右足シュート。ボールは枠内に飛んだものの、GKカミンスキーに弾き出されてネットを揺らすには至らなかった。

 前半をスコアレスで折り返すと、後半5分に鳥栖をアクシデントが襲い、パスを受けようと方向転換したF・トーレスが負傷。プレー続行不可能と判断されてFW豊田陽平との交代を余儀なくされた。さらに同16分にはDF高橋祐治が2度目の警告を受けて退場し、鳥栖は数的不利に陥ってしまう。

 数的優位に立った磐田は同21分にMF荒木大吾、同27分にDFエレン、同34分にMF中村俊輔と交代カードを切って状況を打開しようとしたが、1人少ない鳥栖守備を攻略し切れず。すると、後半アディショナルタイムにMF原川力のクロスをクエンカがヘディングで叩き込み、今季初得点が生まれた鳥栖が1-0の完封勝利で初白星を獲得した。

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