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イングランド代表にも招集された超逸材18歳FW、チェルシー退団を決意か

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カラム・ハドソン・オドイチェルシー退団を決意?

 イングランド代表FWカラム・ハドソン・オドイは、チェルシーを去る決意を固めているようだ。『ESPN』が報じた。

 チェルシー・ユース時代から才能を高く評価されてきたハドソン・オドイは、2017-18シーズンにトップチームデビュー。今シーズンは、プレミアリーグで6試合に出場し、ヨーロッパリーグでは8試合に出場して4得点2アシストをマークしている。しかし、マウリツィオ・サッリ監督の下で定位置を確保するには至っていない。

 2020年6月までチェルシーとの契約を交わしている18歳のハドソン・オドイに対しては、これまでにバイエルンが4度にわたって獲得オファーを提示したとみられている。今年1月には、3500万ポンド(約50億6000万円)という、トップチームのレギュラーではない選手に対しては破格のオファーを提示したようだが、それでもチェルシーはこれを拒否している。

 そのハドソン・オドイに関して、サッリ監督は先日、「彼はここに残ると思う。新契約にサインすることについては何も言えないが、どうなろうとも彼はここでプレーを続けるだろう」とコメント。しかし、『ESPN』が関係者から得た情報によれば、選手側は今夏にチェルシーを退団することを決意しているという。

 仮にハドソン・オドイが退団の意思を変えなければ、チェルシーにとっては夏に放出することが大きな移籍金を得ることができる最後のタイミングとなる。一方でチェルシーは、18歳未満の選手契約に関するルール違反により、FIFAから今後2度の移籍市場での補強禁止処分を科されている状況。この処分が凍結されなければ、チェルシーとしては戦力の放出は避けたいところで、サッリ監督の話したとおりになる可能性も十分だ。

 今月にはイングランド代表デビューも果たしたハドソン・オドイ。左ウイングを主戦場とする超逸材の去就は、どのような決着を迎えるのか。それとともに、今シーズン残り試合におけるチェルシーでのプレーにも注目だ。

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