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決して諦めない“新潟魂”!岡山に逆転許すもフランシスの劇的弾でドローに持ち込む

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新潟が土壇場で追いついた

[4.7 J2第8節 岡山3-3新潟 Cスタ]

 J2リーグは7日に第8節を行った。シティライトスタジアムではファジアーノ岡山アルビレックス新潟が対戦。新潟が土壇場で追いつき、3-3で引き分けに終わった。

 岡山は3日の大宮戦(1-2)から先発2人を変更。DF椋原健太とFW齊藤和樹に代え、DF喜山康平とFWレオ・ミネイロを起用した。対する新潟も連敗を止めた町田戦(1-0)から2人を入れ替え、FW矢野貴章とFW渡邉新太に代えてFW田中達也とFW平松宗を起用。平松は今季初出場となる。

 勝ち点10で並ぶ両クラブの一戦は、立ち上がりから激しく動いた。新潟は前半2分、右サイドのFKの流れからPA左角あたりでパスを受けたDF渡邊泰基がクロスを供給。田中達が頭で中央に折り返したボールをDF大武峻が頭で合わせ、先制に成功した。なお、大武はJリーグ初ゴールとなった。

 早々に失点した岡山だが、前半5分にFWイ・ヨンジェがPA内で大武に倒されてPKを獲得。キッカーのMF上田康太がゴール左を狙ったシュートはGK大谷幸輝に止められたが、こぼれ球に詰めていたMF仲間隼斗がダイビングヘッドで押し込み、すぐに同点に追いついた。

 その後は落ち着きを取り戻し、互いに探り合いながらゲームを進め、前半は1-1で終了。だが、後半も立ち上がりからスコアが動いた。1分、右サイドからDF廣木雄磨がクロスを入れ、PA右でイ・ヨンジェが胸トラップから振り向きざまに右足を振り抜く。これがゴール右上に突き刺さり、岡山が2-1と逆転した。

 さらに岡山は後半4分、右サイドのMF関戸健二が右足でグラウンダーのクロスを供給。レオ・ミネイロの右足シュートはうまくミートできなかったが、ゴール前にいたイ・ヨンジェが右足で押し込み、3-1と一気にリードを広げた。

 2点ビハインドの新潟は後半10分に田中達を下げてFWフランシスが移籍後初出場、16分にはMF高木善朗に代えてMFシルビーニョを投入。すると、28分にシルビーニョが右CKから低いスピードボールを蹴り込むと、フランシスの胸に当たったボールがゴール左に吸い込まれ、1点差とした。

 後半38分に渡邉新をピッチに送り込み、攻勢を強めた新潟は、なかなかチャンスを作り出せないでいたが、終了間際のアディショナルタイムに劇的ゴールが生まれる。左サイドからDF渡邊泰基がロングスローを放り込むと、PA内での混戦からフランシスが押し込み、3-3で勝ち点1を分け合った。

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