[4.3 J2第7節 新潟1-0町田 デンカS]

　アルビレックス新潟がホームでFC町田ゼルビアに1-0で勝利した。今季ホーム初勝利の新潟。連敗を2で止め、昨年から続いていたホームの連敗も4で止めた。町田の連勝は2で止まり、今季4敗目となった。

　この試合、唯一の得点シーンとなったのは後半14分、左サイドからMF高木善朗が送ったロングパスを右サイドのエリア内でMF渡邊凌磨が受ける。渡邊は切り返して2人を外すと、左足で逆サイドを狙う。これが鮮やかにゴールネットを揺らした。

　渡邊は前橋育英高で活躍後、早稲田大に進学したが、すぐにドイツのインゴルシュタットと契約。しかしなかなかトップチームに絡むことが出来ず、昨年8月に帰国。新潟に加入した。ただ昨年もリーグ戦の出場は5試合にとどまり、ノーゴール。「チームに迷惑をかけてばかりだった」と振り返る結果に終わっていた。そして今季は前節の徳島戦に途中出場して初出場を飾ると、この日が今季初先発となっていた。

　ゴールシーンについて、「何本かかわさずにシュートを打つ場面があったので、次は敵を見てかわそうかなと思っていた。それが上手くいったからよかった」と振り返った渡邊。嬉しいJリーグ初ゴールとなったことについては、「去年もチャンスをもらった中で敵にボールを渡してしまったりというのがあった。自分で課題を克服した結果かなと思います」と充実した様子で話していた。

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