[4.9 欧州CL準々決勝第1戦 トッテナム1-0マンチェスター・C]

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦が9日に行われ、トッテナムはホームでマンチェスター・シティを1-0で下した。決勝点を挙げたFWソン・フンミンのコメントを欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

　後半の立ち上がりにFWハリー・ケインが負傷交代するアクシデントに見舞われたトッテナム。しかし、ソン・フンミンがチームを救った。後半33分、MFクリスティアン・エリクセンからの浮き球のパスに右からフリーで走り込むと、PA内右でのキープから左足を一閃。グラウンダーのシュートを突き刺し、直近3試合で敗れていた難敵シティから決勝ゴールを奪った。

　ソン・フンミンは新スタジアムでの欧州CL第1号弾に「とても特別なこと」と喜びを語りつつ「最も重要なことは、僕らが2試合連続でクリーンシートを達成し、勝利を収めたことだ」と続けている。

　この試合では開始早々の前半13分にPKのピンチを迎えていたが、GKウーゴ・ロリスがFWセルヒオ・アグエロのシュートコースを見事に読み切ってストップ。ソン・フンミンは「PKストップは信じられないことだったよ。僕らは彼が最高で、重要な選手の1人だと言っていた。彼が僕らの背中を押し、大きな自信を与えてくれた」と同僚GKのファインプレーに感謝を語った。

　シティの本拠地に乗り込む第2戦は17日に開催される。韓国代表FWは「まだ終わったわけではない」と気を引き締めた。

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