現役時代にミランやチェルシーで活躍したルート・フリット氏が、マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバが活躍するためには周囲のクオリティーを高める必要があると主張した。

　ユナイテッドは16日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのバルセロナ戦に臨み、0-3と完敗。2戦合計スコアを0-4で大会から姿を消すこととなった。

　敵地での一戦では、ユナイテッドはバルセロナを倒すだけのパフォーマンスを発揮することができておらず、攻撃面で多くを期待されたポグバもインパクトを残せなかった。しかし、フリット氏は「ポグバは今でも良い選手だが、周りに(適切な)選手たちがいる必要がある」と『beIN Sports』に語り、フランス代表MFの活躍は周囲次第だと主張した。

「ポグバは良い環境の中で輝く。それは彼ら(周囲の選手たちやフロント)が作る必要のあるものだ。もし残留するのであればね」

「彼は素晴らしい選手で、私はそれを見てきた。持っていないものがあるとすれば、それは中盤の選手らしい身長だ。あれ程長い脚を持っているが、最近の中盤の選手たちはみんな小さい」

　そして対戦相手のバルセロナMFセルヒオ・ブスケツと比較しつつ、周囲との関係が選手のプレーに最も影響すると説いている。

「もし彼がブスケツのようにプレーできるのであれば、それはファンタスティックだ。だが、ブスケツは周囲の選手たちのためにもあのプレーしかできない。彼をスウォンジーに入れてもボールに触れないだろう」

「それ(プレースタイル)は、どこでプレーするのか、どんな種類の選手たちとプレーするかによって変わってくるんだ」

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