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アーセナル、ホームで痛恨の敗戦…エジル同点弾もボール支配率27%のパレスに3失点

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アーセナルはウィルフレッド・ザハに勝ち越しゴールを決められるなど3失点

[4.21 プレミアリーグ第35節 アーセナル2-3クリスタル・パレス]

 アーセナルは21日、ホームでプレミアリーグ第35節を行い、クリスタル・パレスに2-3で敗れた。

 18日、アーセナルは敵地でナポリとヨーロッパリーグ(EL)準々決勝セカンドレグを戦い、1-0で勝利。2戦合計3-0で準決勝進出を決めた。先発はその試合からDFローラン・コシールニーとDFセヤド・コラシナツ、FWピエール・エメリク・オーバメヤン、FWアレクサンドル・ラカゼットを除く7人を変更。DFコンスタンティノス・マブロパノス(21)、DFカール・ジェンキンソン(27)といった出場機会が少ない選手を起用した。

 来季の欧州CL出場をかけたトップ4争いが激化する中、4位アーセナルとしては着実に勝ち点3を積み重ねたいところ。しかし、スコアを動かしたのはパレスだった。前半17分、右サイドでFKを獲得すると、MFルカ・ミリボイェビッチがGKの飛び出せない絶妙なクロスを送り、フリーで抜け出したFWクリスティアン・ベンテケがヘディングシュートを決め、先制に成功した。

 ボールの主導権を握るものの、少ないチャンスから確実にシュートにつなげるパレスに手を焼いたアーセナル。前半27分、MFメスト・エジルの右CKからニアのマブロパノスが頭でフリックし、DFシュコドラン・ムスタフィがヘディングシュートを放つ。しかし、枠を捉えきれず、前半を0-1で終えた。

 ウナイ・エメリ監督は後半開始から動き、ジェンキンソンとマブロパノスを下げ、MFエインズリー・メイトランド・ナイルズとFWアレックス・イウォビを投入。すると、早い時間帯に同点に追いつく。2分、イウォビのパスをPA左角で受けたラカゼットがラストパス。PA左の角度のないところからエジルが左足でニアに突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 だが、パレスが後半16分に勝ち越す。自陣FKからベンテケが頭でフリック。ムスタフィと体を入れ替えてFWウィルフレッド・ザハが抜け出し、冷静に右足シュートを沈める。さらに24分、ミリボイェビッチの右CKからDFスコット・ダンがヘディングシュートを放つと、ゴール前でフリーのMFジェームス・マッカーサーが頭でコースを変えて3-1とした。

 セットプレー絡みから立て続けに失点したアーセナルは、後半31分にオーバメヤンがドリブル突破からラカゼットへのパスはカットされたが、こぼれ球にいち早く反応。右足ダイレクトシュートをゴール左に沈め、2-3とする。その後も果敢にゴールに迫り、イウォビがシュートを放つなど、最後まで同点を目指したが、2-3のままタイムアップ。アーセナルは2試合ぶり今季8敗目を喫した。

 なお、プレミアリーグ公式サイトによると、パレスはポゼッション率27.1%だったが、シュート本数はアーセナルより4本多い16本で、枠内シュートは7本だった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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