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ベニテスの苦悩…古巣リバプール戦は勝っても地獄、負けても地獄?

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思い悩むラファエル・ベニテス監督

 ニューカッスルを率いるラファエル・ベニテス監督にとって、ホーム最終戦は悩ましい一戦となりそうだ。地元メディア『クロニクル・ライブ』が伝えている。

 今季プレミアリーグのタイトル争いは、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)などカップ戦の影響で消化試合数こそ異なるが、リバプールマンチェスター・シティの2チームに絞られた。現在はリバプールが首位で、シティが勝ち点2差で追う状況。しかし、シティは消化試合が1つ少なく、リバプールとしては残り3試合を1つも落とせない。

 その3試合のうち、1試合がニューカッスル戦だ。そして、これがリバプールにとって今季最後のアウェーゲームとなる。そのニューカッスルで監督を務めているのが、2004-03シーズンから6シーズンの間リバプールを指揮し、2004-05シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に導いたベニテス監督だ。

 ベニテス監督としても、1989-90シーズン以降リーグ優勝から遠ざかっているリバプールの思いはよく分かっている。それだけに古巣との一戦に向けて思い悩んでいるようだ。

「その試合まではあまり話したくないね」と語るベニテス監督は「私が勝つことができないゲームだよ。もし勝てば、『私たちを助けてくれるはずだったのに』と言われ、もし負ければ、『手を抜いた』と言われるだろう」と苦悩を吐露。それでも「私はチームのために最善を尽くす。それが私の仕事さ。リバプール戦でもそうするつもりだ」と誓った。

 なお、ニューカッスル対リバプールの一戦は、5月5日に予定している。

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