28日のリーガ・エスパニョーラ第35節、ラージョは本拠地バジェカスでのレアル・マドリー戦に1-0で勝利した。パコ・ヘメス監督は、「これで安心して死ねる」と初のレアル撃破を喜んだ。

　P・ヘメス監督はこれまでラージョ、ラス・パルマスの指揮官として9回レアルと対戦したが、そのすべてで敗戦してきた。しかし今回の一戦では21分にアドリアン・エンバルバがPKを決め、このリードを守り切る形で初勝利をつかんでいる。

　P・ヘメス監督は試合後、次のような感想を述べている。

「私たちはあらゆる面で見事な試合を演じた。人生を通じて、レアル・マドリーに勝つことなどないと思っていたから、これで安心して死ねるね」

「確かにレアル・マドリーは何もかかっていなかった。しかし、だからといって私たちの仕事を過小評価することはできない。チームは自分たちが抱える可能性以上のプレーを見せた。レアル・マドリーに勝つなど慣れていないし、とても満足しているよ」

　なおラージョはこの勝利で最下位から19位に順位を上げた。残留圏17位ジローナとは、勝ち点6差となっている。

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