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「ちょっとずつですけど」本田が新たなプロジェクトを報告

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先制ゴールをアシストしたMF本田圭佑

[5.3 AリーグファイナルS第1戦 メルボルンV 3-1 ウェリントン・フェニックス]

 MF本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーは3日、オーストラリア・Aリーグのファイナルシリーズ第1戦でウェリントン・フェニックスと対戦し、3-1で勝利した。先発フル出場した本田は先制点を演出し、今季7アシスト目を記録。試合後、自身とチームの状態について手応えを口にするとともに、新たな試みも明かした。

 レギュラーシーズン3位でファイナルシリーズに進出したメルボルンは前半42分、FKから本田が左足でロングボールを送ると、タイミングよく裏へ抜け出したDFゲオルク・ニーダーマイアーがヘディングを決めて先制。2-0の後半19分にリーグ戦6位のウェリントン・フェニックスにゴールを許したが、3-1で相手を振り切り、ファイナルシリーズ準決勝に駒を進めた。

 本田によると、ニーダーマイアーが相手ディフェンスラインの後方から走り始め、背後に飛び出したところにFKを合わせる形は練習通りだったという。有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)で配信されている試合後インタビューで「むしろシーズン最初からやってきてなかなか点につながらなくて、こういうところで点につながった。ようやくという感じです」と語っている。

 メルボルンはレギュラーシーズン終盤に失速して首位争いから脱落したが、ここへきて徐々にチーム状態は上向き。本田は「僕も個人的に攻撃の感覚も悪くないです」と話しつつ、「(ドリブルで持ち込んでシュートを打ち)点を取れたシーンがあったので、決定機の質を高めるという反省点は残りましたけどね」と課題を挙げている。

 また、「顔がやせたように見えますが、体重を絞っていますか?」という質問を受けると「本当ですか?」と返答し、「今そういうプロジェクトをやってますね。今、絞ってます。体重をちょっとずつですけど、落とし始めています」と新たな試みを行っていることも報告した。

 ファイナルシリーズ準決勝は12日に開催され、メルボルンはリーグ戦2位のシドニーFCと顔を合わせる。

※有料メルマガのコメントは許可を得た部分を使用しています。

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