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[MOM2863]東福岡MF衛藤遥希(1年)_1年生チームの10番は「何でもできる選手に」

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東福岡高の10番、MF衛藤遥希

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.4 球蹴男児U-16第2節 宮崎日大高 1-2 東福岡高 大津町運動公園陸上競技場]

「まずチームに絶対必要なプレーヤーで、なおかつ得点、アシストで全試合得点に絡めるようにしたいです。(ドリブルもパスもシュートも)何でもできる選手を目指したいです」。東福岡高MF衛藤遥希は理想の10番像について、そう口にした。
 
 現在、Aチームの10番を背負うMF荒木遼太郎(3年)やトップ下で躍動中のMF上田瑞季(2年)は1年生チームで10番を背負い、球蹴男児U-16リーグや全国ルーキーリーグ交流大会で活躍していた。全国舞台や国際大会で活躍する先輩たちのように、衛藤も結果を残して信頼を勝ち取っていく意気込みだ。

 衛藤はこの日、利き足と逆の左足でのタッチを増やしつつ、中盤での細かいドリブルからサイドへ展開したり、コンビネーションで打開を図るなど攻撃の中心になっていた。「(パスを)出して、もう一回自分がゴール前にかかわったりするチャンスメークとか得意」と衛藤。まだまだ少ないというボールタッチやシュートの回数を増やして得点、アシストでチームに貢献する。

 別府FCミネルバから東福岡に進学した理由は「テレビで見てというのもあるんですけれども、自分が練習行ったり話しかけてもらった時に(コーチの方々に)行きたいと思わせてもらった」。その東福岡で中心選手へ。「どの試合も落としたらいけないというのがある中で昨日負けたのであと2戦絶対に落とせないと思っています」。ヒガシの10番のプライドを持ってプレーし、全国で活躍することを目指す。

(取材・文 吉田太郎)

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