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[MOM2860]鹿児島実MF守岡晃希(1年)_大阪から鹿児島で挑戦中のレフティーが決勝点

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後半26分、鹿児島実高のMF守岡晃希(10番)が勝ち越しゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.3 球蹴男児U-16第1節 鹿児島実高 3-1 筑紫台高 大津町運動公園多目的広場]

 大阪から鹿児島で挑戦中のMFが開幕戦で結果を残した。鹿児島実高のMF守岡晃希は、大阪府の強豪・大阪市ジュネッスFC出身。中学時代はレギュラーではなかったというレフティーは「自分は凄く上手いタイプでも無いので、走って勝つというところに魅力を感じました」という理由で鹿児島実へ進学し、中学時代のライバルたちを逆転しようとしている。

 この日はAチームから遅れて1年生チームに合流してきたこともあり、前半途中から交代出場。177cmのトップ下は1-1の後半26分に得意のドリブルで中央突破を図ってPKを獲得すると、左足で右隅に勝ち越しゴールを決めた。

 鹿児島実のAチームで高いレベルを体感している。「Aは凄くレベルが高いです。自分たちの10倍くらい走るし、球際とかもっと激しいし、そういうところで戦いたいと思っています」。自分の成長のために名門へ進学してきた守岡は、より走る力や球際のベースを引き上げるつもりだ。

 まずはAチームでプレーし続けるために力を示して、結果を出すこと。3年間の目標を「神村(学園)と(鹿児島)城西を倒して全国大会出場です」と掲げたMFは、球際男児U-16リーグでアピールを続ける。

(取材・文 吉田太郎)

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