アトレティコ・マドリーの守備を支え続けたウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンの同クラブ退団が、ついに現実のものとなりそうだ。

　アトレティコとの契約が今季限りで切れるゴディンは、今夏でのインテル移籍が既定路線とされてきた。そしてアトレティコは6日、同選手が翌日に記者会見を開くことを各メディアに通達している。その通達内容は、以下のようなものだった。

「明日、5月7日、ディエゴ・ゴディンが記者会見に出席します。ワンダ・メトロポリターノで13時からです」

　記者会見の趣旨は記されていないが、試合日でもない限り、アトレティコが選手の会見を執り行うことはない。今季アトレティコ主将の退団発表と見て、まず間違いないだろう。

　2010-11シーズンにアトレティコに加入したゴディンは、ここまで387試合に出場して27得点を記録。入団した直後から同チームの最終ラインの要となり、リーガ・エスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スペイン・スーパーカップ、ヨーロッパリーグ(2回)、UEFAスーパーカップ(3回)と合計8タイトルの獲得に貢献した。とりわけ2013-14シーズンのリーガ最終節、優勝決定戦となったバルセロナ戦(アウェー)で、1-1の同点ゴールを決めてアトレティコを10年ぶりの同リーグ制覇に導いたことは語り草となっている。

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