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[MOM2864]九州国際大付FW吉田晃盛(1年)_1年生チームもエース番号採用。期待に応え、ゴール連発中

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九州国際大付高FW吉田晃盛は貴重な先制点を叩き出した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[5.4 球蹴男児U-16第2節 九州国際大付高 2-0 長崎総合科学大附高 大津町運動公園多目的広場]

 選手権に2度出場し、13年の地元インターハイで16強進出も果たしている九州国際大付高(福岡)は、九州の強豪校のひとつだ。そのエースナンバーは「14」。1年生チームではその「14」をFW吉田晃盛が背負っている。

 吉田は「昨日、『これまでU-16の大会で14番はつけていない』と言われました」。それほど大事な番号を与えてもらっていることを自覚した吉田が、長崎総科大附高戦でも前線で奮闘し、先制点を記録した。

 前半5分、九国大付はスローインを起点とした攻撃から、「昨日、立ち上がりが悪かった。どんどんゴールに向かおうと思って、最初は前向いてシュートを打った方が良いんでシュートを打った」という吉田の一撃がゴールを破る。

 その後もドリブルと決定力に自信を持つ吉田は、最前線で一発のある空気感を醸し出していた。守備面でも相手DFラインにプレッシング。本人はより運動量を増やす必要性を口にしていたが、エースとしてチームを引っ張り、勝利に貢献した。

「理想とする選手はクリスティアーノ・ロナウドとかのように、苦しい時に決めて、コイツに当てとけば何とかしてくれるという選手になりたい」と吉田。神村学園高との初戦でゴールを決めている吉田は第3節の大津高戦でも2発、筑陽学園高との第4節でも同点ゴールと4試合連続ゴールを記録している。

 強敵に挑戦者として立ち向かっていくことを大事とし、小倉南FCジュニアユースから打倒・東福岡高、福岡制覇を目指す九国大付へ進学。そのチームで強敵のゴールを破り続けている「14番」がこの後もゴールを連発し、Aチームでのチャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)

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