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“VIP”との日常も糧に、再び“世界”に挑むDF小林友希「悔しさを晴らしたい」

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U-20日本代表の最終ラインを担うDF小林友希(神戸)

 世界的プレーヤーと日々対峙し続けている経験を糧に、U-20日本代表DF小林友希(神戸)がU-20ワールドカップに挑む。「競り合い、1対1の部分はU-17W杯が終わってからずっと意識してきた。まだまだ足りてはいないが、少なからず成長した部分だと思う」。若きディフェンスリーダーを掻き立ててきたのは2年前に直面した『世界との差』だ。

 小林は2017年秋、U-17日本代表の一員としてU-17W杯に参戦していた。初戦のホンジュラス戦には大勝したものの、第2戦でU-17フランス代表FWアミーヌ・グイリ(リヨン)に屈して敗戦。決勝トーナメントでも、最後は頂点に立ったU-17イングランド代表との死闘の末、PK戦に敗れて敗退となった。

「U-17W杯とU-20W杯は違うかもしれないが、U-17の時の雰囲気は覚えている。フランス戦、イングランド戦で悔しい思いをしたので晴らしたい思いはある」。そこで突きつけられたのは個人能力の差。すでに身体ができあがっている世界のトップ選手との競り合いや走り合いは難しく、強化の必要性を感じる契機となったという。

 高校3年時の昨季途中にトップチームデビューを果たし、今季は実質的にJリーグ生活2年目。「イニエスタ選手、ビジャ選手、ポドルスキ選手など、技術、戦術ともに世界トップクラスの選手と普段から練習しているけど、今まで自分の選択肢になかったようなプレーをしてくる」と話したように、クラブの積極補強による経験値は大きい。

 もっとも、フィジカル強化という面では「3人とも強さを前面に出してくるタイプじゃない」のも確か。日々のプロ生活で自信と経験を蓄えつつも、「1対1の部分では、大会が始まってから差が縮まっていると思えるようにしていきたい」と明確な指標を設定し、果敢にトライしていくつもりだ。

 グループステージの相手は南米王者エクアドルを筆頭に、メキシコ、イタリアと強敵揃い。「U-17W杯では初戦で大差で勝てて、チームとして流れに乗れたところがあった。グループステージどのチームも強い相手だけど、初戦に勝つことができれば突破に大きく近づく。短期間の大会は勢いが大事なので、初戦に100%で入れるようにやっていきたい」。さまざまな角度で世界に触れてきた18歳が、日本をさらなるステージに引き上げる。

(取材・文 竹内達也)
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