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カーン氏が語る“ロベリー”「レジェンドだよ。2人が恋しくなるだろうね」

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 バイエルンのレジェンドであるオリバー・カーン氏が、『DAZN』と『Goal』のインタビューに応じ、今季限りで退団する2人のウインガーについて語った。

 ドルトムントとの熾烈なタイトル争いを制し、ブンデスリーガ史上初の7連覇を達成したバイエルン。そんな記念すべきシーズンでは、長らく主力を務めてチャンピオンズリーグ(CL)制覇など数々のタイトルをもたらしたFWアリエン・ロッベンとFWフランク・リベリの退団が決定している。

 フランクフルトとの最終節(5-1)では両者揃って途中出場からゴールを奪った“ロベリー”。そんな2人のウインガーについて、カーン氏は「レジェンドだ」と称賛している。

「(ロッベンは)バイエルンのレジェンドだ。彼は多くの重要なゴールを決め、バイエルンが7連覇を達成するという特別なことを成し遂げた中で大きな役割を果たしてきた。もちろん2013年のCL制覇もそうだし、他のタイトルもね」

「(リベリは)基本的にロッベンとまったく同じクオリティがある。もう少し遊び心があるかもね。でも、技術的にはちょっと勝るね。バイエルンは2人が恋しくなるだろう。クオリティだけじゃなく、そのキャラクターをね」

 そして、両者退団の後に両翼を務めることが期待されるFWキングスレイ・コマンとFWセルジュ・ニャブリについても言及。偉大な先輩の退団が、2人の成長を促すことになると語った。

「ニャブリを見れば、彼がどんな成長を続けてきたのかわかるよ。エキサイティングだね。最初はそれほど目立たなかったが、少しずつスタメンを確保する選手になった。それはコマンにも言える」

「ロッベンやリベリのような選手が前にいれば、その追い風の中で自分自身を確立するのは時に難しくなる。両者が離れることになるので、ニャブリとコマンはより責任を感じることになる。これは彼らを一歩前進させることになるだろう」

 自身もバイエルンでブンデス優勝8回やCL制覇を経験したカーン氏だが、“ロベリー”もレジェンドと呼ばれるにふさわしいとし、その退団を惜しんでいる。

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