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レジェスの訃報にイニエスタ、ビジャも追悼…盟友セスク&恩師ベンゲルもSNSでメッセージ

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交通事故で亡くなったホセ・アントニオ・レジェス

 1日、元スペイン代表FWホセ・アントニオ・レジェスが車で交通事故に遭い、亡くなっていたことが古巣セビージャの発表で明らかになった。享年35歳。

 この訃報を受け、かつてともにプレーした仲間たちもSNSでレジェスの早すぎる死を惜しんだ。

 2006年のワールドカップではスペイン代表としてともに戦った、現ヴィッセル神戸のMFアンドレス・イニエスタは「この話が本当だということを残念に思う。安らかに休んでほしい。私の愛はレジェスの家族のために捧げます。あなたはいつも私達と一緒だ」とSNSで発信している。

 同じく神戸のFWダビド・ビジャも「ひどいニュースだ。レジェスの家族に抱擁を」とツイート。

 16歳でアーセナルに加わり、同時期にレジェスとアーセナルで同僚だったMFセスク・ファブレガスも長文のメッセージを綴った。

「いつも笑顔で、謙虚な男だった。そして偉大なサッカー選手であり、偉大な人だった。訃報を聞いて僕は今日、これ以上ないほど悪い目覚めだったよ。16歳の時、僕が一人でイギリスに渡った最初のクリスマスには、あなたとあなたの家族が、家で歓迎してくれたことを決して忘れない」

「トレーニングの前後にはジムでよくテニスルールのフットボールで遊んだことも印象深いよ。あなたはピッチ上で違いを生むことができるプレーヤーだった。僕も君のことをフィールドで見つけることが容易だったので、連係面でも本当に特別な関係だった」

「あなたがフットボール界で最も才能のある1人だったと僕は断言する。2日前、僕はインタビューであなたのことを話題に出したばかりだった。それがまさかこんなことになるなんて……」

 セビージャでともに育ち、後にスペイン代表やレアル・マドリーでもプレーしたDFセルヒオ・ラモスも「本当に言葉がないよ……。レジェスの家族に愛を贈る。友よ、私はいつまでもあなたのことを忘れない」とSNSを通し、盟友の早すぎる死を惜しんだ。

 アトレティコ・マドリー時代に同僚だったFWディエゴ・フォルランもレジェスとの2ショット写真を投稿し「あなたはいろんな喜びを私に与えてくれた。ホセ、あなたがいなくなるなんて寂しいよ」と言葉を添えている。

 また、アーセナル時代の恩師、アーセン・ベンゲル氏もアーセナルの公式メディアを通して「ホセについての恐ろしいニュースを聞いて、本当に信じられなくてつらい。アーセナルファミリーは彼の家族や友人たちの支えになる。そしてレジェスは永遠に我々の心の中にいる」との声明を発表している。

 1983年生まれ、セビージャの下部組織で育ったレジェスは2000年にトップ昇格を果たし、2004年にはアーセナルへ移籍。レアル・マドリーへのレンタルを経て、その後アトレティコ・マドリー、ベンフィカ、エスパニョール、コルドバなどを渡り歩き、2018年には中国の新疆天山雪豹でもプレーした。今年1月からはスペイン2部のエストレマドゥーラUDに籍を置いていた。

 35歳で交通事故死という残念な一報に、元同僚や恩師も動揺を隠せないようだ。

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