元リバプールのジェイミー・キャラガー氏は、DFフィルヒル・ファン・ダイクを絶賛した。

　2018年冬にサウサンプトンからリバプールに加入したファン・ダイク。DF史上最高額となる7500万ポンド(当時約114億円)の移籍金に対して懐疑的な意見も飛び交っていたが、継続して好パフォーマンスを披露し、ユルゲン・クロップ監督就任以降の初タイトルとなるチャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献する。

　さらに、今シーズンのプレミアリーグではリバプールを最少失点に導くなどの功績が評価され、PFA年間最優秀選手賞を獲得する大きなインパクトを残した1年となった。この活躍を受け、長年にわたり同クラブで活躍したキャラガー氏は『スカイスポーツ』で世界最高の1人に入ると“後輩”に賛辞を送った。

「プレミアリーグのベストプレーヤーについて話せば、自ずとアタッカー陣に目が行くが、ファン・ダイクはディフェンダーとしてではなく、このリーグのすべての選手の中で5本の指に入る選手だ。彼は今シーズンの年間最優秀選手賞を獲得し、セルヒオ・アグエロ、ダビド・シルバ、ケビン・デ・ブライネ、モハメド・サラー、ハリー・ケイン、エデン・アザールらと肩を並べられる選手だ」

「継続性という面でも、彼らとともにファン・ダイクはこれからもこのリストの中に入り続けるだろう。先日にはチャンピオンズリーグで優勝もした。だから、ファン・ダイクは世界最高のディフェンダーだと私は考えている」

　現在、オランダ代表としてUEFAネーションズリーグに出場するファン・ダイクは、6日の準決勝イングランド戦で3-1の勝利に貢献。初代王者の座を懸けて、9日にポルトガルと対戦する。

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