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「ベンチ外は悔しかったけど…」A代表初招集の中山雄太が感じられたこと

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練習前の記念撮影で笑顔を見せるDF中山雄太

 東京五輪世代から飛び級で日本代表に初招集されたDF中山雄太(ズウォレ)だが、5日のトリニダード・トバゴ戦(△0-0)はベンチ外となり、FW岡崎慎司、GK川島永嗣、MF久保建英とともにスタンドから試合を観戦した。

「ベンチ外だったのは悔しい気持ちもあるけど、自分が(代表に)選ばれてからは初めての試合で、(代表の一員に)入ってみて気づくこともあった。みんなが勝ち点3を取るために戦う雰囲気であったり、そういうのを感じられたことは良かった」

 33歳の岡崎、36歳の川島と並んでA代表の試合を見る経験は無意味ではなかったはず。「聞きたいことがあれば聞くし、みんな答えてくれる。話だけでなく、練習や日頃の姿勢から刺激を受けている」と、ピッチ内外で経験豊富なベテランから学ぶことは多いようだ。

 東京五輪世代が主体となるコパ・アメリカ(南米選手権)には中山も参加する。今回のキリンチャレンジカップではDF登録の22歳だが、コパ・アメリカではMF登録となっており、センターバックもボランチもこなすユーティリティー性もアピールポイント。「与えてもらったポジションで自分の特長を出してチームに貢献できれば」と虎視眈々とチャンスを待っている。

(取材・文 西山紘平)

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