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FC東京が明かす久保建英レアル移籍の背景「FC東京に加入した時点から…」

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レアル移籍が決まったMF久保建英

 FC東京が15日、MF久保建英レアル・マドリー移籍までの経緯をクラブ公式サイト上で説明した。

 クラブは前日14日に、久保がレアルへ完全移籍することを発表。「まずは今回の移籍発表が一部のメディアが先行したこと、公式試合前のタイミングとなってしまったことに関しまして、ファン・サポーターのみなさまにお詫び申し上げます」と前置きし、移籍の経緯を次のように明かしている。

「久保選手は2015年5月にFCバルセロナからFC東京U-15むさしに加入しました。その背景には前所属クラブの事情もありましたが、自らの成長のステップとしてFC東京を選択しました。加入する時点から、久保選手の海外でプレーしたいという想いが強く、18歳を迎える時にはもう一度その可能性を確かめるべく、クラブとの契約期間はその日までとなっておりました。(加入当時はアマチュア、プロ契約は2017年から)」

「そして18歳を迎えた2019年6月、当然FC東京からもオファーを出しましたが、世界でもビッグクラブと言われる複数クラブからも同様にオファーがありました。FC東京の今シーズンのチーム状況、自身の成長の実感から、本人はそのまま残留して優勝に貢献したいという想いもあったと聞いております。ただ、最終的にはレアル・マドリードという世界でも屈指のクラブを選択することになりました」

 クラブは「東京で共にシャーレを掲げるために戦って欲しいという強い気持ちはありました」と久保の退団を惜しみつつ、「久保選手の成長は今シーズンのここまでのプレーを見てもお分かりの通り、日本を代表する選手となり、これからも大きな可能性を持った選手であります。クラブとしては今以上の成長、そして世界を代表する選手になって日本サッカー界を牽引してくれることを願っております」とエールを送っている。

 また、FC東京のファン・サポーターに向けて「まだまだシーズンは続きます。私たちの『強く、愛されるチームをめざして』の目標は変わりません。タイトルの獲得、ファン・サポーターの方々と喜びを分かち合えること、これからも“今年こそ”という想いで、監督以下、選手、スタッフも含めチーム一丸となって戦ってまいります」と決意表明した。

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