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コロンビア指揮官ケイロス「イランでの経験が役立った」アジア王者の奮闘に賛辞

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コロンビアを率いるカルロス・ケイロス監督

 コパ・アメリカのグループB第2節、コロンビア代表対カタール代表は1-0で決着した。

 コロンビアは多くの決定機を生み出しながらもアジア王者の守備に手こずり、ようやく先制ゴールを決めたのは後半41分だった。ドゥバン・サパタの先制弾がそのまま決勝点となり、コロンビアが2連勝を飾っている。

 試合後、コロンビアのカルロス・ケイロス監督が会見で試合を振り返った。

「もっと早い時間に先制点を奪うことができたら良かったんだが、難しいゲームになってしまったね。カタールの集中力は本当に素晴らしかった。スペースのない中、攻撃に苦しむ状況も多かった」

「だがコロンビアは私の好きなコロンビアだった。常に攻撃の意識を失わず、カタールに自由を許さない展開で試合を運ぶことができた。我々のアイデンティティを保ちながら、よくやってくれたと思う。選手たちには祝福の言葉を贈りたいね」

 また、ケイロス監督は2011年から今冬のアジアカップ2019まで8年ほどイラン代表を率いていたこともこの試合でプラスに働いたと見ているようだ。

「私は指揮官として36年ほどキャリアがある。その中では(同じアジアの)イランで指導した経験がとても役立ったね。それにしてもカタール守備陣は素晴らしい仕事をしていたと思うよ。中央から崩すのが難しく、サイドに起点を作るようにするなど、かなり手を焼いた」

 2連勝でグループリーグ突破を決めたコロンビア。指揮官は3戦目パラグアイ戦に向けて意気込みを示している。

「まずは準々決勝に勝ち進むことができて何よりだ。とはいえ、選手たちには疲れもあるし、3試合目は少し調整する必要があるかもしれないね。彼らの疲労を見て陣容を決めることになるだろう。(カタール戦で)なかなかゴールを決められなかったのは、疲れの影響もあっただろうからね」

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