ユベントスの新監督に就任したマウリツィオ・サッリ氏がスーツ姿で記者会見に出席した。英『ミラー』が伝えている。
　
　元銀行員として知られるサッリ監督は、母国イタリアで指導者としてのキャリアを積み、2015年6月からナポリを指揮。優勝こそ逃したが、2シーズン連続で2位に導き、18年7月にチェルシーの新監督に就任した。

　今季はプレミアリーグ初参戦ながら、群雄割拠の同リーグで3位に入り、ヨーロッパリーグでは7年ぶり2回目の優勝を果たしたが、「故郷へ戻りたい。家族や両親の近くで暮らしたい」という理由により、わずか1年でセリエA復帰が決まった。

　トレーニングウェアでピッチに立っているサッリ監督は、スーツ姿で記者会見に出席。記者から試合中も着るのかと聞かれると、「私はピッチでユベントスのスーツを着ないことを好む。ピッチ外でチームを代表するとき、私はそれを身に着ける義務があり、それは契約に書かれている」と明かした。

　さらにサッリ監督は「でも、ピッチではスーツを着たくない。今後、それについて議論するだろう。私の年齢で重要なのは、彼らが私を裸で送り出さないことかな」とジョークを飛ばした。

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